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しゅんの浄水器
しゅんでは、安心安全なお水を利用できる、浄水器のリースを行っております。
しゅんの浄水器は、RO(逆浸透膜)浄水器です。
RO(逆浸透膜)浄水器とは、逆浸透マクロ化技術を使用した浄水器のことです。
逆浸透マクロ化技術は、栄養分の吸収や、老廃物の排泄の仕組みである細胞膜の「浸透圧原理」を応用して考え出された「分離濾過技術」です。
ROモジュールの超微細孔は1/10,000,000ミリというもので、 ダイオキシンや環境ホルモンレベルの化学物質はもちろん、 あらゆる細菌やウイルスなどの微生物による汚染についても、ほぼ完全に除去する事が可能です。 元々は海上にて飲用可能な水の入手が難しいため、海水を飲用可能な水にする技術として開発されました。
発展途上国の飲用に満たない水を非常に安全なレベルにろ過し、先進国においても雑味や臭いの原因となり皮膚に悪影響を与える塩素をほぼ完全に除去できるということで使用されており、工業用から一般家庭まで幅広く使われている浄水器です。(日本の一部のスーパーなどでは来店客へのサービスの一環として、大型の逆浸透膜浄水装置を設置して無償あるいは有償で水の提供を行ってところがあると思います。しゅんの浄水器は同様の技術を用いています。)
RO浄水器は、純水に近いレベルまでろ過しますため、電源及び排水が必要となり使用できる水の勢いは弱くなります。
現在、ベトナムでは蛇口の先端に付けるタイプの浄水器を多く見かけます。蛇口の先端に取り付けるタイプや、シャワーヘッド、1部屋で使用する水量すべてを浄水できるタイプの浄水器は浄水できる量が多くなりますが、それぞれの浄水器で機能が異なり、肌荒れなどを軽減し腹痛の原因となる大腸菌などを除去することはできますが、ハノイの水を飲用可能な水へと変えることはできません。(日本で市販されている浄水器の多くは、元々安全な日本の飲料水をおいしく飲むためのものであり、ベトナムのように蛇口から出る水の安全性から心配しなくてはいけない国とは状況が違います。体にいい物質だけを残し、体に悪い物質だけを完全にフィルタリングすることは出来ません。)
しゅんの浄水器はRO(逆浸透膜)浄水器で、ろ過できる物質が大幅に異なります。蛇口タイプの浄水器では除去できないホルムアルデヒド・ヒ素・イオン化鉛やダイオキシン類などの非常に小さい有害物質も、しゅんのリースしているRO浄水器であれば除去することができます。(ハノイの地下水は、ヒ素が含まれている場合があることが知られています。)
参考リンク:ベトナム・ハノイ市の浄水施設から算出されるヒ素含有上水汚泥の有害性の検討(公益社団法人 土木學會)
参考リンク:ハノイ:地下水のヒ素汚染、過剰な汲み上げが原因
水の中にどれくらいの不純物が入っているかどうかをppmという数値で測ることができます。
この数値が大きいほど、水の中に入っている不純物が多くなります。
ハノイ市内では平均は160~220程度で、カウザイ地区・タインスアン地区・トゥーリエム地区などの一部では70~100ppm程度の場所もあります。
日本の水道水も地域によってかなり差が出ますものの、おおよそ60~100ppm程度といわれております。
ppmで表される数値は、単純に不純物の総量のため、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分から、ヒ素や重金属、カドミウムなど有毒なものまですべてが入った数値となっておりますので、単純に数値が高いほど危険な水というわけではありませんが、この数値が低いほど水の中に含まれる不純物自体が少なくなるため安全に近くなります。
RO以外の家庭用浄水器では、この不純物のうち除去できるものはおおよそ2~3%程度で、ppmの数値を測って安全かどうかを確かめることが難しいのですが、しゅんがリースしておりますRO浄水器は不純物のうち90~95%以上を除去します。
ppmで表される数値はおおよそ5~20ppm前後となり、非常に安全度の高い水となります。
家庭用浄水器としては最も安全な水を作りますので、単純に飲用としての使用だけでなく、安全にうがいや歯磨きができるようになります。また、赤ちゃん用品の洗浄にも使用でき、傷口も安全に洗うことができます。
台所のシンクに設置いたしますので、ウォーターサーバーのようにわざわざ水を汲んで運ぶ必要もありません。
詳細のお問い合わせは、こちらのフォームからお問い合わせください。
上記のお問い合わせ種別は「浄水器または空気清浄機の説明&資料請求を希望」を選んでいただき、問合せ内容欄に浄水器の説明資料送付もしくは設置作業の希望の旨をお知らせください。
しゅんの浄水器Q&A
Q.逆浸透膜浄水器で作られた水でお茶やコーヒーの味はどうなりますか? また料理の味は?
A.逆浸透膜浄水器は味を損なう目に見えない不純物を除去するので、飲み物の自然の味が出てきます。お茶やコーヒーの量を少なくしても以前と同程度の味が引き出せます。かなりの人がまずい水道水の代替として炭酸類、ジュース、ビールなどを飲んでいますので、逆浸透膜浄水器を使うと、多分飲む水の量も増えるでしょう。
参考までに、以下は水の用途別の使い分けについての、「夢田舎新聞の2000年Winter号」からの抜粋です。
【炊飯には、カルシウムの含有量が多い硬水は不向きです。というのも、カルシウムには植物組織を硬化させる性質が、つまり、硬水でお米を炊くとご飯がぱさぱさになってしまうというわけで、炊飯には軟水が適しています。だしを取るのにも、やはり軟水がおすすめ。昆布のグルタミン酸やかつおぶしのアミノ酸、核酸などのうま味成分は水に溶け出しやすく、抽出力の強い軟水でこそ、おいしさが引き出せます。また、たんぱく質がうまみの元になるかつおぶしや煮干の場合、そのたんぱく質とカルシウムの多い硬水を使うと、うまみがアクとなってしまうのです。
一方、かたい筋肉などを柔らかく煮込みたいときには、硬度300くらい(注:ヨーロッパのミネラルウォーターの硬度)の硬水が最適。というのも、硬水に含まれる多量のカルシウムが肉のたんぱく質と結合し、肉をかたくする”硬たんぱく”という物質をアクとして遊離してくれるから。かたい肉を硬水でじっくり煮込むと、やわらかくなるばかりか、余分なたんぱく質やカルシウム、マグネシウムなども抜けてくれ、いい味が出てきます。
また、緑茶や紅茶なら、使う水は軟水に限ります。硬水は独特の風味や芳香を失わせてしまいます。コーヒーの場合は、苦味や香りを引き出したいのであれば軟水が正解。
結論としては、逆浸透水はミネラルを除去した軟水なので、炊飯、緑茶、紅茶、だしに向き、硬い肉を煮込むときなどには適さない、といえそうです。
Q.逆浸透膜浄水器は捨て水がでるので経済的でないと聞きますが?
A.捨て水が出るのは事実ですが、一般的には浄水精製するために2倍程度の水量が必要といわれています(注:条件により異なります)。一日に浄化水を20リットル取るとしても、総使用水量は約40リットルです。水道料金で一日約10円前後となり、一ヶ月だと300円ほどです。また捨て水には逆浸透膜を常に清潔に保ち、雑菌を繁殖させない重要な洗浄の働きがあります。
Q.しゅんでは、浄水器の機種をなぜ逆浸透膜浄水器にしたのですか?
A.ここハノイでは、水道水にヒ素が混入し、その水を供給していた上水道会社の水の供給を中止する騒ぎがありました。
また、とある工場から水銀が流出したり、有害な物質が混入するケースが度々起こりますが、これらの有害物質は蛇口などに取り付けるタイプの浄水器では除去が出来ません。
日本の上水道が家庭まで届く割合は95%以上なのに対し、ベトナムのそれは50%くらいだそうで、家庭までに届く水道管から、半分漏れてしまっているようです。そのくらい水が漏れているということは、同様に、地中の有害物質も入り込んでしまう可能性があるということです。
しゅんでは、浄水器について様々調査いたしましたが、行きついた結論は、ベトナムでは、逆浸透膜浄水器でなければ、ベトナムの水に含まれる有害物質は除去できない、ということでした。
この逆浸透膜浄水器は、アメリカで開発され、海水を真水にできたり、放射性物質までも除去できるものです。
日本の一部の地域では、畜産が盛んに行われ、その影響で一部の地下水に硝酸態窒素が多く含まれています。そのような有害物質が、唯一除去できる、この逆浸透膜浄水器を購入する場合だけに、自治体の補助金がおりるようになっています。
この硝酸態窒素は、ここベトナムでも、一部の飲み水で検出されております。